先日の記事でも紹介した道内最大のビジネスイベント・ビジネスEXPO2025が終了した。
来場人数は2日間で21,632人。昨年と比べて400人近く増加しており、今年も大盛況だったようだ。
私は出展者として参加したのでイベント当日の大部分を自社ブースで過ごしたのだが、スキマ時間に会場も探索してきた。
今回の記事ではそのときの思い出を(かんたんに)振り返りたい。
会場全体


今年は屋内、屋外合わせて289ブースが出揃った。
ドローンやロボット等、実機の展示・実演を行っているブースが多かったように思う。
ロボットのアームがものを持ち上げ、指定の位置から指定の位置へ正確な運搬を繰り返している動き等を見ていると、パズルの正しいピースをはめ込むときに似た小気味好さを感じる。
機械のことは分からないなりに、動いている様子を直接観察できるのはおもしろかった。

今回ピックアップするのは株式会社リッジワークス。以前「ミチミチ」でも取り上げたことがあるので、ご存知の方もいるだろう。
ミチミチのリッジワークス関連ページはこちら
注目したいのは、同社が現在開発を進めているという診察受付アプリだ。
開発の発端となったのは大学病院。「耳が不自由な方でも安心して診察受付できるようにしたい」というニーズに応えるため、LINEのトーク機能を活用した受付案内のしくみを作り出した。
受付から診察案内(通知)までLINE内で完結できるので、耳が不自由な方はもちろん、そうでない患者にとっても便利なアプリになりそうだ。
1階フリースペース
毎年楽しみにしているのが1階フリースペース。会場内に比べるとあまり混雑しておらず、ゆっくり見て回ることができるので気に入っている。
このあたり一帯は公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)のブースであり、ロボットから飲食物まで、さまざまな研究開発が紹介されている。

上記は株式会社ウルフ・カムイの「モンスターウルフ」。野生動物(シカ、クマ、イノシシ等)の天敵・オオカミを模した装置で、設置場所から野生動物を遠ざける効果を持つという。
荒々しい見た目もさることながら、動く首や高輝度の眼光、大音量の唸り声と迫力満点だ。
印象的だったのは「野生動物を殺さない撃退装置」というキャッチコピーだ。
クマ被害が相次ぐ今だからこそ、野生動物と共存できる社会の在り方について深く考えさせられる。

「モンスターウルフ」の隣にちょこんと座っていたのは「モンスターウルフジュニア」。
ぬいぐるみのような愛らしさすらあるが、鋭い眼光や恐ろしげな威嚇音もバッチリ兼ね備えている。
設置するタイプの「モンスターウルフ」とは異なり、ジュニアは持ち運びできる大きさのため、登山やキャンプ等、より幅広い用途での活躍が期待できそうだ。

上記は一般社団法人 音別ふき蕗団のふき入り生キャラメル。まだ開発段階の商品だが、イベント当日は試作品をいただくことができた。
まず素の生キャラメルがおいしい。ほどよい甘さで、コクはあるが後味はさっぱりとしている。
そして肝心のふき。あの独特な風味を想像して一瞬身構えたが、実際はくせがなく食べやすい。むしろ生キャラメルのねっちりとした質感にふきの瑞々しい食感が加わり、おもしろいアクセントになっていたように思う。

念願のランチタイム
さて、私は食べるのが大好きなので、ブース運営がどんなに忙しくても食べ物の話は欠かせない。
というわけで、今年は屋外のキッチンカーを楽しんだ。例年よりも出店数が多いように思ったが、気のせいだろうか。


上記はPIZZERIA DEL CAPITANO(ピッツェリア デル カピターノ)のロールピザ。
選んだのは道産さつまいもピザ。さつまいもの甘みにチーズのコクが加わったデザート感覚のひと品だが、こぼれそうなほど具材がギッチリ詰め込まれているのもあって一食分の満足感があった。
クレープのように三角に折りたたまれているので、出先でもつまみやすいのが嬉しいポイントだ。
さすがに飲食エリアをはしごすることは叶わず、食堂は利用しなかった。
ただ、メニューボードを見るに、今年もやはりボリューム飯だったようだ。


自社ブース

今年は業務効率化やコンテンツ活用による人材確保、サブスク型Web制作サービス「サクッと!WEBサイト」を中心にアピールした。
お立ち寄りくださった皆さん、ありがとうございました!
ちなみに、イベント当日に実施したアンケートは引き続き回答を大募集中だ。
アンケートは企業コンテンツ(企業のWebサイト、SNSアカウント等)をテーマとした内容で、どなたでもお気軽に回答いただける内容となっている。
回答をお送りいただいた方には先着順でミチミチくん(弊メディアのキャラクター)のLINEスタンプを無料プレゼントしているので、興味のある方はぜひご協力を!
アンケートはこちら
ミチミチくんのLINEスタンプ制作に関する記事はこちら
ここまで足早に振り返ってきたが、出展者としても来場者としても充実した1日を過ごせたように思う。次回開催も楽しみだ。
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